Event & News

2024.02.01
「令和6年能登半島地震」被災地への支援に関して

 1月1日の地震発生より、あまりの被害の大きさと、お正月の団欒や営みを襲った自然災害の過酷さに、私は言葉を失いました。亡くなられた方々、ご家族、被災された方々のことを想い、私の29年前の痛みを同じように抱える方々が、また数多くおられること心に突き刺さるような日々でした。

 そのようななか1月17日の「阪神淡路大震災1.17のつどい」に向かい、その際に、石川県輪島市の、今回の地震でご自宅が全壊の被害にあったばかりの柴田剛さんとのご縁がありました。柴田さんはそのような状況のなか、ご自身ばかりでなく地域や能登が復興するために、この神戸の方々がどのようなエネルギーで集い、支え合い続けているのかをこの目で見たいとの思いで駆けつけてこられていました。

広島テレビニュースで、その様子が報道されました。 

⇒広島テレビニュースへのリンク


 柴田さんのご自宅は輪島市町野町という、この震災直後、町につながる道路が寸断され孤立したことで大きく報道された地区にあります。支援がままならない当初は、小さな子供でさえ一日におにぎり1個を2人で分け合う状態だったと聞き、涙が止まりませんでした。1月の下旬になり、陸上自衛隊が海上から入り、本格的な復旧を行い孤立が解消したと聞きます。 

 この地域に、震災後すぐ、本会ともに「阪神淡路大震災1.17のつどいヒロシマ」を主催される「一般社団法人 震災復興子ども支援」代表の佐渡忠和さんが炊き出しに入られ、温かい食事で被災者の皆さんを支えられました。同じくヒロシマのつどいをともに主催される「NPO法人阪神淡路大震災117希望の灯り」代表の藤本真一さんも先日、町野町に駆けつけ支援しておられます。

 私たちの会は、限られたメンバーで、また年齢やそれぞれの職業などから、現地に駆けつけることはままなりません。私たちの会を支えて下さる方々にも、同じような想いをもつ方は多くおられると思います。


 本会では、1月28日の会合で、昨年11月25日に行った第5回「加藤貴光 折り鶴平和音楽会」でお預かりしたまごころ募金143,439円を全額、この町野町に直接お役立て頂くことに致しました。

 かねてよりこの募金の使途は、顔が見える、ご縁がある先に直接、皆さまのお気持とともに使わせて頂きたいと考えておりました。図らずもこの度の震災で、このようなつながりから決定をした次第です。


<まごころ募金の使途>

・町野町曽々木地区自治会 100,000円

・一般社団法人 震災復興子ども支援 43,439円


今後も、同地区への支援は継続していきたいと考えています。引き続き、本会事務局「まごころ募金箱」として、下記口座へのご支援を頂きましたら、本会が直接間接にお預かりしたご支援金とともに、上記自治会を始め、必要とされる先に直接お送りし、ご報告致します。

ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


●まごころ募金箱 

ゆうちょ銀行口座

口座名義 広島と福島を結ぶ会


<口座間振込みの場合>

【記号】 15100

【番号】 45068901


<他の金融機関からの振込の場合>

【店名】 五一八(ゴイチハチ)

【預金種目】 普通預金

【口座番号】 4506890


いずれの場合も、ご寄付者様に振込手数料をご負担いただくことになります。

ご了承くださいますようお願いいたします。


⇒ホームページの関係記事へ


ひろふくのFacebook

広島と福島を結ぶ会