中国新聞に、本会副会長・内藤達郎が個人で継続する阪神・淡路大震災への広島での祈りが取り上げられました。
阪神大震災の発生から31年を前に、広島市佐伯区の被爆者、内藤達郎さん(84)が16日、中区の平和記念公園を訪れて犠牲者を追悼した。自身も関わってきた市民団体としての行事は昨年で終わったが、「小さくても行動することで記憶の風化にあらがえる」との信念から一人で営んだ。
原爆ドーム対岸に立った内藤さん。小さな台の上に、ろうそく型の発光ダイオード(LED)電球を並べ「1・17」を浮かび上がらせた。震災発生時刻の12時間前の午後5時46分、神戸市の方角に向かって手を合わせた。
昨年までは、神戸大生だった一人息子を亡くした加藤りつこさん(77)=安佐北区=が代表を務める「広島と福島を結ぶ会」などが1月17日の発生時刻に元安川親水テラスで追悼行事を開催。ただ、発生30年の節目を機に区切りをつけた。
内藤さんは会の副代表。3歳の時に広島市で被爆して母親も亡くし、惨禍を伝える活動への思いは強い。「自然災害も遺族の悲しみや痛みは同じ。ささやかでも追悼を続けるのが大事」と考えたという。
よわいを重ねる今後を見据え、負担を減らすために早朝から前日の夕方に移した。「亡くなった人たちに思いを寄せる時間の大切さをあらためて感じた。若い人が受け継いでくれる日まで頑張る」と誓う。
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